(財)国際こども花基金は花を通じて「世界の子供たちの生活環境改善や社会福祉活動」を目的として設立致しました。その活動は、花で世界をつなぐことから「フラワールド」と名づけました。
花に限らずスポーツや文化・趣味・嗜好においても、幼い頃に出会った事や感動がその人の人生に大きく影響を与えます。花とのふれあいにより視覚、嗅覚などの五感に訴え、「きれい」「かわいい」「いい香り」と感じることにより「情緒の安定」「優しさ」「癒し」へと導く効果が考えられます。幼少の頃から花とのふれあいの場を持つことにより、花に対する関心を高め、また花の知識や楽しみ方も習得できます。幼少時期の過ごし方や幼児教育は非常に大切であると考えます。
幼児・児童期の成長期において、花と緑に親しみ・育てる機会を提供することで優しさや美しさを感じる情操面の向上等が期待され、また地域活動の観点から花きにより地域のつながりを深めることも期待されています。こどもたちが花を自由にいけることで、集中力や創造力を高め、豊かな感性を育てます。
すでに国内国外を問わず、活動は行われております。
こどもたちに
花を届けるだけでなく、花に触れてもらうことで、花の持つやさしさを感じてもらいたい。また、いっしょに何かを作り出すことで、その喜びを感じてもらいたい。これが現在の活動の趣旨です。そして、その活動資金をご支援いただくために、募金活動や企業・施設への募金箱の設置のお願いを行っております。
「世界のこどもたちに花を」。花の力で、子供たちが、やさしく豊かな心を持って成長していくことを願い、今後も活動を行って参ります。皆様のご理解、 ご支援を賜りたく、何卒宜しくお願い申し上げます。
■主な活動
市区町村の教育委員会と連携し、全国の小学生にお花を届けたり、他にも家族と一緒に暮らすことが出来ない児童養護施設のこども、体に障害を持った特別支援学校のこども、ストレスを抱えるこどもなど、沢山のこどもたちに花と触れ合う機会をつくっていきます。
【児童養護施設とは】
児童養護施設(じどうようごしせつ)とは、「環境上、養護を要する(養育に不適切な家庭環境、家庭での生活が困難)」と児童相談所長が判断した児童を養育する児童福祉施設である。
「環境上養護を要する」児童とは
・父母が死別した児童
・父母に遺棄された児童
・家庭環境不良の児童(父母の行方不明、長期入院、拘禁、離婚、再婚、心身障害など)
・保護者がいても児童虐待を受けている児童
以上のように、「保護者の健康上・経済上の理由などで監護を受けられない児童・保護者の元で生活させるのが不適当な状況にある」と児童相談所が判断した児童をいう。
|